何回弾いても、あぁ~……という箇所は、指の問題ではなくて、脳みその問題だと思っている。
指練習的には、
1. 符点を付ける。
符点が付いている音で押して(押すっていうのは表現が良くないかもしれない。”脱力~!”とかいう点で。強く落ちる)、旗が付いている音はついでに鳴るくらい。
というのを教えて頂いたこともあるが。
なんちゃってジャズっぽく弾くのも、面白い。
1234のうち、24を聞いていない・把握していないこともある。 3を聞いていない・把握していないこともある。そういうのがわかるようになったりすると思う。
2. スタッカート。
3. ひたすら全部レガート、次の音を押すまで前の音も押している。
4. 和音として捉える。
5. 大きな音、強い音。
6. 逆に、音を出さない、ほとんど聞こえないくらいの音。
7. 平たい指、丸めた指、ほとんど動かさない、落とすだけ、その他。
8. 声部をばらす。右を両手で弾く、左を両手で弾く、バスに他の声部を一つずつ合わせる、他。
練習ではないんだけど、
1. 指使いの番号
その番号通りにひくべし、というのがあるのかもしれないけど。
目は意外と色々みている。番号が目に入ったがためスッコロんでいることがあると思ったことがある。それで、鉛筆で塗りつぶしていることもある。
こんなのやっても、ようわからん、ことも有る。
対策
1. とりあえず、弾かない。しばらく、置いておく。
いまいちなタイミング・ノリ・うたい方・癖を忘れると、すんなり弾けるときがある。
2. 逆回転。
その小節や箇所を、一音ずつ、後ろから弾く。
(まとまった塊ずつ、後ろから弾く、のではない。これだと、推測が効いてしまって、効果がいまいち)
指は、前から弾く場合の、いつも通りの指。
(この指使いは、前から弾くときには適しているが、末尾から弾くときは弾きにくいこともある。弾きにくいけど、そのまま一回は弾いてみる。末尾から弾くことで、もうちょっといい指使いが見つかることもある)
片手ずつでもいい。
両手でやると、タイミングがつかめるようになる。
タイは、伸ばし始めの音で押す。(タイの後ろでも鳴ってはいるけど、そこでは押さない。押すタイミングは、その音が楽譜で最初に書かれた場所)
3. 同じ作曲家の、今はあまり弾けない・練習してない曲を弾いてみる。
その曲は弾きにくいが、何かわかったりもする。
4.これが最初に来るべきだったかも。
音を出さないで、
楽譜をみながら/あるいはみないで、
声を出して/頭の中でうたう、
あるいは、指だけ動かす。
但し、音が鳴ると弾けなくなる場合は、逆回転がいいかもしれない。
なんていうか、その音の組み合わせはちょっと(初めてです、自分にとっては不快です、この曲の中では異質です、など)ということがあって、弾けなくなっていたのかもしれない。原因がわかれば、次からは弾けたりする。
5. 音無しで、YouTubeで(超有名な超上手そうな)ピアニストを見る。
手や体の動き、構え。
オーラ。
心構え、気構え。
ノリ。
あと、体。
デスクワークで全身が痛くなって、Gyrotonic🄬に通っていたことがあって、武道好きな先生に体の各部がどう動くか丹念に教えて頂いた。
今は通っていないけれども、教わったこととかしている。あとは、簡単なところではスワイショウとか。
ピアニストが丹田や仙骨のことを気にするのかどうかは知らないけど。
指ばっかり考えても。大人に習って長くお世話になった先生は「指はこのくらい」とわたしの手の平の上で指を動かしているのか動かしていないのかして見せたり、先生の手首を触らせたりしてくださった。「上手い人は仙骨で弾くとか言う」とおっしゃっていたような。
それと、食べ物について、何食べてもいいんだったら、野菜や果物と甘い物を食べて、コーヒーとお茶を飲んでると思う。でも、それだと心身共に動かなくなるので、米、魚、肉、味噌、塩、その他食べるようにしている。